a16z: ステーブルコインは将来、米国債の強力かつ持続的な需要源となる可能性がある

2025/10/23
a16zは最新の仮想通貨レポートを発表し、ステーブルコインが世界のマクロ経済において重要な力となっていると指摘した。米ドルの1%以上がパブリックブロックチェーン上のトークン化されたステーブルコインとして存在し、米国債保有における順位は昨年の20位から17位に上昇した。ステーブルコインは現在、1500億ドル以上の米国債を保有しており、これは多くの主権国家の保有額を上回る。一方、米国債に対する世界的な需要の弱まりにもかかわらず、米国の国家債務は急増し続けている。外国の中央銀行の金準備が米国債を上回ったのは30年ぶりである。しかし、ステーブルコインの99%以上は米ドル建てであり、その規模は2030年までに10倍の3兆ドル以上に拡大すると予想されており、今後数年間、米国債に対する強力かつ持続可能な需要源となる可能性がある。