トランプ大統領、ニューヨーク・タイムズに対する名誉毀損訴訟を再開

2025/10/17
トランプ米大統領は木曜日、ニューヨーク・タイムズ紙と複数のジャーナリストに対し、名誉毀損で新たな訴訟を起こした。同紙が2024年の大統領選での自身の選挙運動を妨害し、自身のビジネス上の評判を貶めようとしたと訴えている。連邦判事は当初、トランプ氏の訴訟を長大で支離滅裂なものとして却下していた。木曜日夜に提出された修正された訴状は、当初の訴状の半分以下の40ページに短縮された。当初の訴状で被告として挙げられていたニューヨーク・タイムズ紙の記者、マイケル・S・シュミット氏の記述は削除された。また、2024年の大統領選での勝利を「アメリカ史上最大の個人的かつ政治的功績」と称するなど、トランプ氏への長文の賛辞も削除された。修正された訴状は当初の訴状と同様、依然として150億ドルの損害賠償を求めている。